村上椅子

2007-08-29

張り替え

革のしごと


革のソファを張り替え。
そこで、何年か前に買ってみたもののずっと出番のなかった
ドイツ製の革スキの存在を思い出し、使ってみました。

くるみボタンをつくるのに、椅子張り用の分厚い革のままでは
かしめられないので、適度に薄くすくのです。

使い方がイマイチあっているのかわからないまま
なんとか力任せで革は薄くなっていき、
ボタンが綺麗にできあがりました。

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2007-08-26

おでかけ

路地散歩


仕事の合間にちょっとおでかけ。
前からいってみたかった、ポチテックさんの木の小物店に
行ってきました。

お店は東山区の「あじき路地」という古い長屋の並びにあります。
こじんまりした雰囲気のあるお店には
スプーンを中心に、かわいい木の小物がならんでいて、
ついついどれもほしくなってしまいます。
スプーン一つとっても、どれも少しずつ表情が違います。
迷った末に、小さな革ひも付きの粗彫りのスプーンと
小さなお皿をいただきました。

木のスプーンを台所に吊るしておくと、食いっぱぐれない
という言い伝えがあるそうなのです。
食いしん坊のわたし。美味しいもの沢山食べられますように、
という願いもこめて、さっそく吊るしました。

同じ路地内には週末限定のお店がいろいろ。
革の鞄、小物のお店、着物地を使った帽子やさん、パン屋さん。
近くには昔からの商店街があったり
暑い中ながら、ぶらぶらいろんなお店を覗いて歩き、
楽しい息抜きをしてきました。

木の小物店は毎月一回です。
詳しくはこちらを。

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2007-08-24

注文製作

おもい!

ただいま制作中のこれ。
注文でおつくりしている大きなソファの、肘の部分なのです。
その幅(厚み?)約30cm、まくらになるのはもちろん、
この上にでも充分座れます。
枠組みもしっかりと作られているのでその重さは相当なもの。
肘一つで下手なソファ1台分ぐらいの重量があります。(言い過ぎ?)
これが二つ本体についたら、、、
持ち上がるか自信はありません。
でも、お客さまご希望の、しっかりした安定感のあるソファになるのは
間違いない!

2007-08-13

おでかけ

古本まつり

下鴨神社の糺の森(ただすのもり)でおこなわれている、
納涼古本まつりに行ってきました。

緑のトンネルの下には、沢山のテントが。
そしてびっくりするくらい沢山のひとが集まっていました。
子供、若いひと、おじさんやらおばあさんやら
あらゆる世代のひとたちが、夢中になって本をみつめています。

最初はどう見てよいものやら戸惑っていた私たちも、
そのうちその風景の中に溶け込んで、
宝探しの虜になってしまっていたのでした。

森の中とはいえ、やっぱり暑い。
みんな、うちわをパタパタさせながら
時には休憩所でかき氷を食べ、
はたまた木陰で一休み、というスタイル。
そして、沢山買った本は本部に預けてまた買いに。
宅配便の受付まであります。

私たちは半分ほど見たところで既に目が回ってきて、
家具の雑誌とテキスタイルの図案の洋書の二冊を
手に入れて、終了しました。
体力不足が悔やまれます。

16日までやってます。「古本の森」に迷い込まれてはいかが。

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お茶屋さん


今日は上七軒にあるお茶屋さんにいってきました。
先日作っていた造り付けソファの納品です。

現場で張る作業も順調に進み、台枠にばっちり収まって、一安心。
最初は、お茶屋さんにベンチソファ?と思ったのですが、
最近では気軽に飲みに来られるように一階はバーのようなスタイル、
二階は座敷というふうに改装される事が多いそうです。

ってこの話、どこかで聞いた事があるような。→詳しくはこちら

あら奇遇、もしかして同じお店?
残念ながら厳重に養生されてたので
それらしきカウンターを見る事は出来ませんでしたが、
京都って狭いですね、Yさん。

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