2008-05-19
北欧の椅子
考えてみれば、前回グループ展をしたのは昨年の6月。
工房の引っ越しやお店のオープンなどでばたばたして、
展覧会やイベントの予定もなく一年がたとうとしています。
まあ、これまでも一年に一度、くらいのゆっくりペースだったんですけど、、。
というわけで、村上椅子のイベントではありませんが、
一つ、京都である椅子のイベントをご紹介。
*『京町家で楽しむ北欧の椅子』 伝統建築と技の対峙
5/24(土)~6/1(日) 11:00~19:00
(土日は10:00~、24日は17時まで、25日は14時まで)
ギャラリーのざわにて
北欧の椅子は、伝統的な日本建築にもよく似合うってご存知ですか。
木肌の美しさを生かした繊細なかたち。
見た目も軽やかな北欧の名作椅子は、日本の木の家の
雰囲気に溶けあって、上品な空間を創りだします。
町家の木のぬくもりを感じながら、北欧椅子の座り心地のよさを
楽しんでもらおうというこのイベント、私も楽しみです。
24、25日には講演会も行われます。
これは、5/17から始まる『楽町楽家』というイベントのひとつで、
そのほかにも、京都市内の住居、店舗として使われている町家を会場に、
コンサート、展示会などの催しが行われるようです。
京都の町家の魅力を肌で感じに、出かけてみてはいかがでしょう。
2008-05-09
グレーのソファ
ショールームにソファが増えました。
古い椅子を再生させたRe:椅子シリーズ、これまでは
一階に並べてきましたが、今回は肘付きの張りぐるみ1人がけソファ
ということで、ゆったり座ってみて頂こうと2階に置いてみました。
布張り部分の多いこの椅子は、張替えといっても一見新品同様。
座面クッション下の本体にもコイル状のばねが内蔵されていて、
作りもしっかりしています。
飽きのこないグレーのウール混の平織りで張り、
アクセントにちょっと懐かしい感じのする、刺繍入りの背中カバー
をかけてみました。
2008-04-28
屋上緑化
プルプッシュプロダクツさんの商品、
モルタルで作られた小さな建物のプランターです。
良く見て下さい。左のは実は村上椅子の建物のミニチュア版なんです。
移転の記念にと特別に作っていただいてから、かれこれ数ヶ月。
やっと植物が植わりました。
植物は左京区の銀閣寺の近く、田中美穂植物店さんに依頼。
鉢を持ち込んで、おまかせでやってもらいました。
屋上から木がにょきっと生えている絶妙なバランスがたまりません。
地表には何種類かの苔と雑草も織りまぜて、小さな世界がひろがっています。
以前からうちにあったのにはボサボサに芝生がはえてますが、
それと三つ仲良く並んで、かわいらしい街ができました。
田中美穂植物店コーヒショップさんの様子はこんなかんじ。
2008-04-26
古い椅子はいりました。
古い椅子をはりかえた「Re:椅子」シリーズに新しい仲間がふえました。
こういうタイプの椅子は座面がポッコリしているものが多い中、
このコはとってもすっきりとした外見。
でもクッションが薄くておしり痛!というわけではないんです。
実は座の木わくが掘り込んであって、クッションが詰まっているので
しっかりとした座り心地。
ばねの沈むのが嫌いというかたには丁度いい椅子です。
一脚限りですので、気になる方はぜひ見にいらして下さい。
2008-04-22
ベッドがやってきた
またまた椅子を頂いてしまいました。
今回は椅子と言ってもソファベッド。
アメリカ帰りの、思い出たっぷりのものですが、
このたび引っ越されるのにどうしても持っていけないとのこと。
でも、捨てるのは偲びないし、、、というとき、
村上椅子ならどうにかして活用してくれるのではと、
お声をかけていただいたのです。
なかなか日本の家庭では、ソファベッドがあってお客さんが泊まる時には
ベッドに、ということはないのではないでしょうか。
結構場所もとるし、第一、布団で済みますもんね。
ゆったり3人がけで、ぽってりした背中のボリュームが愛らしいこのソファベッド。
単なるソファに作り替えてしまう手もありましたが、
まだまだベッドとしての機能も十分果たすのだから、
せっかくならベッドとして我が家で使わせてもらおうということになりました。
さっそく生地を張り替えて、寝室に設置。
いまだカーテンもついておらず家具もひとつも無く、
殺風景だった部屋が、いい感じになりました。
お客さんに見せるわけでも無く、どうしても後回しになってしまう寝室ですが、
ただ寝るだけの部屋と思わず、気に入った椅子をおいてみたり、
ファブリックの色を揃えて雰囲気をつくったりすることで、
ちょっと気持ちが豊かになって、くつろぎの時間が増えるのではないでしょうか。
(と人に言う前に、実践しないとだめですね。)