2011-10-04
おかえりなさい

三ヶ月にわたる大山崎山荘美術館での展示を終えて
ヘアイスとヘアソファが帰ってきました。
いつもの来場数を大幅に上回る、2万8千人というお客さんが
来られたとの事。
さてさてウチの子たちはどんなにかくたびれているだろう、、と
ドキドキしながら箱を開けると。。
まあ、シワひとつ出ず、しゃん!としているではないですか。
白いほうは、さすがにうっすら黒ずんでいますが
これも沢山のかたが座って鑑賞してくださった証。
お疲れさま、、、とクリーナーで丁寧に拭くと、
すっかりきれいになりました。

おうちに帰ってきましたよ。
さて、これまでショウルームに展示していたグレーの布張りのは、
生地が廃番で違う生地に張り替えるため、この子と交代。
しばらくお休みいただきます。
カラーバリエーションもぐっと増えて
戻ってきますので、どうぞお楽しみに。
いすたちと一緒に、お客様からの声も届きました。
一番お気に入りのいすを選んで、メッセージを書いていただいたものです。
「形がきれい、洗練されたデザイン」という嬉しいお言葉、
そして「包まれるよう、腰にフィットして落ち着く」などなど、
座り心地が良いというご意見を沢山いただけたのが
何より嬉しかったです。
これを励みに、美しく座りよい椅子をもっと作っていきたいと思います。
ありがとうございました!
最後になりましたが、
「かんさいいすなう」にご来場いただきました皆様、
お声をかけて下さった関係者の皆様、
そしてご一緒させていただきました作家の皆様。
本当にありがとうございました。
良い経験をさせていただきました!
2011-10-01
秋のかばん
今日から10月。
日差しはまだ少しきついですが、風は爽やかで
すっかり秋の京都です。
さて、お店にも少しずつ、秋らしい小物が並んでいます。

赤のヘリンボーン柄と焦げ茶色のウール生地のぺたんこバッグ。

フランスからきた、黒いぽこぽこ水玉模様の生地は
こんな丸い感じのバッグに仕立ててみました。
その布の良さを引き立てるかたちを考えるのが、
難しくもあり、楽しくもある作業です。
2011-09-27
祇園の朝

祇園の納品の朝。
ガイドブックを手にした人々が足早に向かっているのは
八坂神社でしょうか。
ちょっと足を緩めてみてください。
四条通に並ぶ店みせの隙間、ふと覗くと
細く薄暗い路地が奥へと延びています。
足を踏み入れればそこには
お茶屋さんが軒をならべる別世界。
2011-09-22
芝生の貼り替え
奇跡のように天気予報が晴れに変わった二日間、
店の前の駐車場の芝の植え替え作業をしました。
やる前の様子。

四年前の秋にオープンするとき植えたのは「西洋芝」。
ちょうど種があるから、、という単純な理由で選びました。
冬には枯れて茶色になってしまう「高麗芝」とちがって、
冬でも青々してきれいだということだったのですが、
京都の夏の暑さを乗り切れずに翌年には消滅、、、。
その後、植え替えたいなあと思いながらも芝の出回るシーズンは
何かと忙しく、取り掛かれないまま。
ずっとこんな見苦しい状態だったのです。

ついにとりかかれる時がきました。

ぼうぼうの雑草を抜き、土がかちかちになっている部分は
掘り返してやわらかくし、2.5センチ程掘り下げて平にならします。
そしてちょうど良い幅にカットしておいた芝を
並べていきます。

最後に肥料をまぜこんだ「目砂」を振りかけてならして
できあがりです。
しゃがみこんで作業すること丸二日間。
こんな感じに。

ちゃんと根付いてくれるでしょうか。
今度はほったらかしにせず、きちんと面倒を見て
枯らさないようにしたいです。
2011-09-17
ハイスツール

ひさびさに「Re:椅子」の新しいのができました。
黒いパイプ脚の、丸いハイスツール。
ぽっこりなっている一番高いところで、約57センチです。
ちょいと腰掛けるのに良い高さなので
キッチンのカウンターなどにいかがでしょう。
そんなイメージで、明るい山吹色と若草色の布を
張ってみました。
足をおくところが四角いのもすてきです。

中途半端な高さの椅子って、なかなか無いので
ぴったりくるかたにはもってこいかも。