2012-06-21
梅のジャム

しとしとと今日も雨。
梅の実の穫れる時期になりました。
今年度は忙しくて全然参加出来なかった
「いこら梅の会」。(以前のブログの記事はこちら◎)
お便りがてら、穫れた梅を少し送ってくださいました。
名ばかりの会員ですみません。。
今年は大雨でたくさん落ちてしまい、実りが少なかったそう。
斑点や傷があるものが多かったので
梅酒は諦めて、傷の部分を取り除き、梅ジャムにしてみました。
とってもきれいな橙色。
深みのある酸味が食欲をそそります!
自家製ミニ食パンにのせて、
ああ、幸せな朝食・・・。
まさに自然の恵みがぎゅっと凝縮されたものを
いただいているのだなと、ありがたくなります。
梅林での作業以外にも、梅レシピのワークショップをされたり
イベントへの出展などもされています。
興味のある方はこちらへ→◎
私たちも次年度はもう少し参加できたらいいのですが、、。
2012-06-19
回転椅子

古い木製回転椅子の張り替え。
以前はしろうとさんがなおされたのでしょうか。
とてもラフに張ってあります。
クッション部分はひどいですが
フレームは傷もなくきれいで、脚の丸い輪っかがかわいいです。

これはすてきに生まれ変わりそう!
さてさて、めくってみると・・・。

ごみくず。。

バネは真ん中にひとつだけ!?
これではおしりがかわいそう。
ということで、ばねを四つに増やし、
こんなふうにうまれかわりました。

まるいかたちがかわいらしく、
座ってみるとすっぽりとはまりこみ、なんだか安心感が。
ブルーグレーの生地もよく似合っています。
後ろは鋲仕上げで。

早速この椅子に座ってお仕事されているそうです。
機能的なオフィスチェアとはまた違ったよさがありますよね。
ご依頼ありがとうございました!
2012-06-16
コットンリネンのトートバッグ

これからの季節にぴったりな、さわやかなバッグを作りました。
リネンとコットンの混紡のこちらのバッグ。
リネンの割合が多いため、特有のしなやかな風合いがすてきです。
大柄なボーダーの模様を生かすように
大きめのトートバッグにしてみました。
持ち手と底は牛革、肩からかけられる長さです。
裏側はシャンブレー風の無地。

ほかにこの2色があります。

・・・
コットンリネンの無地と
コットンの広いストライプの生地を
リバーシブルに仕立てたこのトートバッグは
気軽に持てる、浅めでマチも狭めのサイズに。

裏返しにするとこんな色。

2012-06-15
造り付けソファ

ソファのクッションをお納めしてきました。
造り付けの台の上に、長い座面のクッションを面ファスナーで固定。
低めの背もたれクッションは三分割にし、背面でボタンでつないで
動かないようにしました。
設置したら早速座らせていただいて、
うーん、いいなあと、自画自賛。
お客さまの選ばれたグレーともベージュともつかないニュアンスのある布が
白い塗り壁や木の窓枠など自然素材の空間にぴったりマッチ。
鉄の作家さんの大きなテーブルが前に配置され
ゆったりとした打ち合わせスペースのできあがりです。
京町家をすっきりと改装されたオフィス。
無造作に置かれたオブジェなど、
ちょっとしたところにセンスの良さがきらり、、
素敵でした~。
2012-06-12
モケットのいす2
前々回に書いていた、いすの張り替え。
こんな風になりました。

「Re:椅子」のイメージということで、きれいな緑色のモケット生地を。
座面のテープはのびきっていたので全部とりのぞき、
ウェーブ状のバネを入れました。
肘や背もたれに入っていたクッションもすべて交換して
座り心地はぐんと向上。見た目もプリッと、
ハリのあるいすに生まれ変わりました。
ダイニングチェアながら、ちょっとしたソファのような座り心地、存在感です。
お納め先はスタイリッシュな新築住宅。
コンクリート打ちっぱなしの壁に巾の広い無垢材のフローリング、
自然光の柔らかく差し込む、広々としたダイニングキッチンの真ん中に
ふわっとした緑色が良く映えます。
青々とした芝生と大きなシンボルツリーがある中庭に面した設計で
とても気持ちのよい空間でした。
後ろ姿。

鋲の仕上げがご希望だったので
金色の鋲をポイントで使いました。

この椅子、フレームはとってもしっかり作られていて
びくともしていなかったのですが
座面は買って一年もしないうちに落ちてしまったとのこと。
古い生地をめくってみても、せっかくこんなに良い枠が作れるのに、
どうして張り部分でこんなお粗末な材料、やり方を。。。と
残念に思いました。
安い椅子なら、少しは疑っても見ますが、ある程度のものになると
値段で信頼してしまうところはあると思います。
買う時には外から見る分には中身までは分からないので、困ったものですよね。
作る側はもっと良心と責任感を持って作って欲しいものです。。