2020-11-12
黒い曲木の椅子
引き続きRe椅子のご紹介です。
ずっと製作の余裕がなく、あと一息のところでおいてあった古い椅子たちを、勢いに乗ってギュギュっとまとめて仕上げました。
曲木のフレームが美しい、飛騨産業の古いダイニングチェア。もともとはこってりした黒っぽい塗装にぺかぺかのビニールレザーが張ってありましたが、せっせと塗装をおとし(ここから寝かすこと約1年…)美しい木肌が引き立つ自然な塗料で仕上げ、ぐっと素敵に生まれ変わりました。
ただ、 塗料を落とすのが大変手間な上、綺麗な木地が出てくるとも限らないので、持ち込まれた椅子の塗装の直しは色を合わせて傷を目立たなくする程度で、塗り直しはお受けしておりません。あしからずご容赦ください。
横から。綺麗なアーチですね。
正面から。座から背への一体化したかたちも愛嬌があります。
やや青みを帯びた黒の柔らかな手触りの布で、張り替えました。
座面は少し低く広めで、座り良いです。
小さい椅子をご紹介することが多いので、ダイニングの高さでゆったり座れるこのタイプはなかなか珍しいです。
ご来店は予約制としておりますが、ぜひお気軽にご連絡のうえ座りにいらしてくださいね。
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