村上椅子

2012-08-07

作業風景

脚力勝負

ソファの別置きクッション。
通常、ファスナーで出し入れ出来るようにカバーを作ります。
でも出し入れ出来ることに気が付いていないかたも
結構おられるようです。

そもそも大きいものになると、そうそう出し入れして
カバーを洗濯するということもないようで、
場合に応じて、ファスナーを止める位置を変えています。

しょっちゅう洗いたいという場合は
後ろ側一辺だけだと出し入れが大変なので
側面両サイドに伸ばして、コの字型に。

設置したときに側面が見えるデザインで
あまり出し入れは重視されないときは
見た目優先でうしろ一辺だけファスナーに。
(上の写真)

この場合、特に座面のクッションでウレタンがしっかり固めのもの
そして、厚みが15cmとか、分厚い場合だと
中身を入れるのにそうとうコツ(と脚力)が要ります。
具体的には、両太ももでクッションを二つ折りにするように挟み込み
少しずつカバーを被せていくのですが
ある程度の手早さとリズム感(?)が大切。
もたもたしていると、だんだん体力が消耗してゆき
下手をするとファスナーの端に負担がかかって、
スライダーがとんでってしまったりこわれたりということに。

この作業をしているときの姿だけは、
ちょっとひとさまにはお見せできません。。。

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