村上椅子

2012-02-16

作業風景

こころがうごく

椅子張りやは、家具の仕事ですが、
布を扱うのが仕事でもあります。

布の包みを開けるときのワクワク感。
今回は特別です。

お客様のご依頼で届いた、
ミナペルホネンの布。

タンバリンというタイトルで、
ウールの生地に丸い刺繍の文様が
ずらりと並んでいます。
色、風合い、重み。
手に取って扱うだけで、心を動かされるような
素敵な布でした。

たくさんの布を扱っている私たちですが、
きっと、高いんだろうけど、
ちゃんとそれだけの値打ちのあるのモノだなと
久しぶりに感じた布だ、とイスオさん。

模様や色決め、デザインから生地の製造まで、手間ひまと
たくさんの思いがこめられて作られていることでしょう。
この布を使って、ソファを張り替えます。
とっても楽しみ。

使うときまで、しわが寄らないように巻いておきます。
なんてきれいな、裏のこの黄色。
ただ巻くという作業まで楽しい、、、。

・・・

そして、この心に生じた動きから、面白い連鎖反応が。
もうずいぶん前から、
もやのかかっていた2人の頭の中に
さっと風が吹いたように、
少しずつ、考えが動き始め、
少しずつ、繋がって、カタチを創りはじめています。

次なる「村上椅子」にむけて。

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