村上椅子

2016-03-10

おしらせ

チルチンびと、春

チルチンびと87号に掲載していただきました。

「チルチンびと」は、エコやナチュラル、ロハスなんて言葉が
今みたいにその辺に溢れていない頃から、環境、風土と共生する
自然素材の家作りと暮しの知恵を取り上げてきた雑誌です。

web上で、明快に紹介されていたので引用させていただきます。

「これからの住まいと生き方を考える住環境提言雑誌です。
自分の生き方や暮らしに対する考えをはっきりと持っていて、
住まい観を自分の言葉で語れる人などを対象に、
建築家の作品やハウスメーカーの商品というものではなく、
住まい手の生き方を映し出している家を紹介し、
そこに住み続けていくための知恵と工夫を考えていきます。」

・・・

私も、木工の道へ足を踏み入れようとしていた、20代前半の頃から
面白い本があるなと読んでいました。
(ファション誌ではなく、こんなの読んでる女子なんて、
やや変わってますね。)
なので、今こうやって紙面に参加しているなんて、不思議な気持ちです。

一時期、インテリアショップ案内という感じの雑誌掲載が続き、
どことなく居心地の悪さを感じていたのですが、
久々の掲載となる今回は、椅子の張り替えという仕事に焦点をあてて、
わたしたちの思いやスタンスをきちっと取材していただき、
美しい写真としっかりとした文章で伝えていただいて、
嬉しく思っています。

今号は、家具の特集『この家具と、暮らす』。

「毎日、さわる。必ず、目にする。
家具は、住まいのなかで、
いちばん大事にしたい要素です。
だからこそ、よいものを、飽きのこないものを、
長く愛せるものを選びたい。
家と生活を考えると、
一緒に暮らしたい家具が見えてきました。」

木の家を建てたい人、家具が欲しいひとはもちろん、
そうでない人も。
ぱらぱらとめくって見ているだけでも楽しめます。
ぜひ、ご覧になってくださいね。

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